【共通テスト勉強法】数学ⅠA、数学ⅡB
こんにちは、うみです!
みなさん勉強は捗っていますか?
今回は、共通テストのための勉強法~数学編~を紹介します。
筆者が実際にやっていた良くない勉強法
私は数学が大の苦手で、特にスピード勝負の共通テスト数学は最悪でした。
模試の点数は、ⅠAが6割ギリギリ、ⅡBが7割ほどといったところでした。
どんなに対策をしても点数は全く伸びず、非常に焦っていたのを覚えています。
そんな私がやっていた良くない勉強法、それは
がむしゃらに予想問題を解く
というものです。
「時間が足りなくて解けないのだから、予想問題を本番と同じ時間でとにかくたくさん解いて、スピードアップを目指そう!」という考え、一度見直してみてください。
おすすめの勉強法
ではどんな勉強法がいいのかというと、
典型問題を完璧にする
ことです。(ⅡBは特に!)
時間が足りないのは、典型問題を速く解くことができないからではないでしょうか。
私の場合、計算が遅いというのももちろんありましたが、典型問題が完璧ではないというほうが大きく影響していました。
共通テストは、問題を見たときに、瞬時に最も簡単な解法を思いつけるかどうかが勝負です。
これを鍛えるためには、青チャートを使うことをお勧めします。
青チャートは問題が解法ごとに分けられており、共通テストにとても効果的です。
共通テストレベルだと、コンパス3つまでの問題を完璧にするのが望ましいです。
早いに越したことはありませんが、11月頃から始めれば十分間に合います。
11月、12月はもっぱら共通テスト対策になるので、思っているより時間はあります。
焦らずに何度も解いて自分のものにしましょう。
典型問題を確実に解けるようにしながら、本番と同じ時間で予想問題を解いて計算を速くする、という勉強法がお勧めです。
共通テストのコツ
ここからは具体的なコツを簡潔に教えます。
- 2の累乗、3の累乗は必ず暗記(9乗まででOK)
- ケアレスミスはノートにまとめる
- データの分析、場合の数と確率、集合と命題は慣れも大事
- 数学について疑問に思ったことはある程度突き詰める
1ですが、これらを覚えるだけで大幅に時間短縮できます。
2の累乗は、
「に、よん、はち、いちろく、ざんにー、ろくよん、いちにっぱ、にごろく、ごーいちに」
(2,4,8,16,32,64,128,256,512)
3の累乗は(完全に我流です)、
「さん、きゅー、にーなな、はちいち、西さん、何食う?、不意やな、むご無理!、行くむやみ」
(3,9,27,81,243,729,2187,6561,19683)
と呪文のように覚えていました。
2ですが、ケアレスミスは付箋に書き、専用のノートに貼って「間違いノート」を作っていました。
「ベクトルの内分、外分の分母忘れない!」とか、「1次の項の微分忘れない!」とか、どんな些細なことでもいいです。
ミスをメモしておくと、次に同じミスをしにくくなります。
私はこのノートを模試の前や本番の前に見返していました。
直前は問題集を見直すより、「間違いノート」を見直すほうがよっぽど有意義だと思います。
3ですが、これらの分野は典型問題を完璧にするだけでは限界があります。
私は古いセンターの過去問まで遡って量をこなしました。
4ですが、共通テストはなかなか深いところを聞いてきます。
突き詰めすぎるのも良くないですが、「そもそもなんでこうなるの?」という本質に関する疑問については、ある程度は深入りしておいたほうが共通テストにも二次試験にも役立ちます。
阪大の過去の入試では、「直線とは何か」の理解を問う問題が出題されたこともあります。
〈時間のない方へ〉この記事のまとめ
- 数学の共通テスト対策は、予想問題をたくさん解くより典型問題を完璧に!
- 典型問題は青チャート(目安コンパス3つまで)で対策
- 2と3の累乗は覚える
- ケアレスミスはノートにまとめる
- データの分析、場合の数と確率、集合と命題は慣れも大事
- 疑問に思ったことはある程度突き詰める
終わりに
ちなみに私の本番の点数は、ⅠAが69点、ⅡBが87点でした。
今回紹介した勉強法に早く辿り着いていれば、もっと取れていたな...という後悔があります。
みなさんはそんなことがないように!!
この記事がお力になれば幸いです。